カメラの画角で意味がわかる。
カメラの画角で画を意味を伝えることが可能です。
心情を伝えたい。
状況を伝えたい。
関係を伝えたい。
などです。
今回は正面画角で見た場合の見え方をベースにカメラレンズのミリ数を参考に伝えます。
心情を伝える
心情となると表情を画を抑えたいとなります。
主人公の表情などのヨリ画です。
ヨリ画は、今から始まることを伝えるために使ったり、
その逆で終わったことを伝えたり、
心情の変化を伝えるために有効です。
カメラレンズでは50mmから80mmあたりでピントは顔真ん中あたりに合う感じがいいでしょう。
バストショットの他に、もっとよったフェイスショット。
まだよっている、アイショットやリップショットもあります。
さすがに、ノーズショットやイヤーショットは使う心情としては限られてくるのではありませんか。
関係を伝える
人と人の関係や人とモノの関係など、主となるものとの関係が分かる画になります。
主人公と敵との関係表現だったり、主人公と仲間との関係などです。
関係を見せる為に二人をフレームに収めることを考えますが、
主たる人物にピンを合わせ、もう一人は肩口だけ映っているのでもよいでしょう。
関係性を演出する場合は空間を意識して被写体2体を入れましょう。
カメラレンズでは45mmから30mmあたりで収めたいところです。
ウエストショットやバストショット。状況次第ではニーショットも使えます。
状況を伝える
状況とは、場面を俯瞰に捉える画になります。
位置関係を理解しやすい画となります。
対立構図だったり、群衆の先頭。背景と被写体との関係です。
気を抜いたアングルになると、家族で撮った景色と集合写真の関係になってしまいます。
被写体の意味を持たせるためにも3分割法を意識したレイアウトで収めたいところですね。
カメラレンズでは25mmから18mmで対応する感じです。
全身のフルショットもありですが、背景を込みで考えた場合、ニーショットでも使えます。
まとめ
正面の画角で心情、状況、関係を説明できることができます。
の並びで映像編集時に、ヨリ、ヨリ、ヒキやヒキ、ヨリ、ヒキなどのリズムで映像をタイムラインでつなぐとテンポ良く見せることもできます。
1シーンでカメラを使うときに何個のカメラで演出を切り取れるかなども考えながらカメラを設定したら意図を持った映像を考えることができます。