他人からみて魅力を感じることを前提に作成することになります。
会社という組織に属することを前提にするので、見てくれる人のことを考えて制作していることが前提となります。
自己の価値を最大化しPRできる内容にしていきましょう。
ポートフォリオとデモリールそして履歴書などは、まず人事担当者が確認し、
書類審査をかけます。
書類審査が通った後に会社によりますが、
現場部署の長が確認し、可能性のある人材をそこで審査し、
現場スタッフに共有し、書類一式を確認してから現場で一緒に働いてみたいかで判断されてから、面接へと進んでいくのが大きな流れになります。
会社規模が大きければ上記の流れが主流だと思います。
小規模の会社では、代表者がまず一緒に働きたい人材かを書類一式で確認します。
そこからスタッフと協議してから面接に進んでいきます。
以上の流れで採用までの流れが使われます。
では、
構成については以下をベースに考えましょう。
ポートフォリオの構成
1.表紙
2.自己紹介ページ
3.目次
4.1番自信のある作品
5.2番目に自信のある作品
6.基礎にあたる技術を見せることのできる作品
7.静止画イメージを伝えることのできる作品
8.アナログの作品
9.あとがき(自己PR)
10.裏表紙
まず、ポートフォリオのフォルダを作っておきましょう。
フォルダーのツリー構造(ディレクトリ)は以下になります。
📁ポートフォリオ
├📄.ai(全部のレイアウトを入れたaiファイル)
├📁デザインパーツ(デザイン用の素材制作)
│ ├📄.ai
│ └📄.psd
├📁表紙
│ ├📄.ai (レイアウト用)
│ └📄.jpg(表紙画像)
├📁自己紹介ページ
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
├📁目次
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
├📁1番目
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
├📁2番目
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
├📁基礎
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
├📁静止画
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
├📁アナログ
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
├📁あとがき
│ ├📄.ai(レイアウト用)
│ ├📄.jpg(挿入画像)
│ └📄.text(載せるテキスト)
└📁裏表紙
├📄.ai
└📄.jpg
※この構造を作っておけば、ポートフォリオのWebページを作るときに役立ちます。
1.表紙
表紙は、自分の得意な世界観を伝えることに使えるページです。
シンプルでも構いません。
希望する会社の人が観てみたいと思える表紙にしましょう。
表紙でライバルとの違いを出すことも可能です。
まずは、手に取ってもらう、興味を持ってもらう入口です。
2.自己紹介ページ
履歴書と被る内容になると思いますが、
履歴書のアピールよりは、もう少し自分のカラーを出すようにします。
影響の受けた作品や人物などを挙げるのでもよいでしょう。
得意な表現やテクニックについて以後の作品についてアピールを文章でしても良いと思います。
このページでポートフォリオを観てもらう為の前振りだったりハードルを設定することになります。
3.目次
ポートフォリオに載せている作品のタイトルをページを含めて載せます。
ここのページは、作品の点数が増えれば目次も増えるので差し替える回数が増える
ページとなります。
できれば更新しやすいillustratorファイルを作成しておきましょう。
4.1番自信のある作品
自信のある作品の見どころのテキストを書いていきましょう。
ここでの文章がこのページの大枠を決める重要な内容になります。
決まった内容がほかのセクションでのフォーマットになるので
基本ここで作りきるイメージを持っておきましょう。
次に必要な画像の切り出しをします。
1ページに使う画像を決めましょう。
まずは目を引く画像を大きめに1点。
そして、サブになる画像は最低でも3点。
説明に使える画像は、5点ほど用意しましょう。
5.2番目に自信のある作品
1番自信のある作品セクションと同じ作りにします。
6.基礎にあたる技術を見せることのできる作品
歩く、走る、ジャンプするの流れがわかる画像の順番でレンダリング画像を作成しておきましょう。
どこに気を付けて制作したかのテキストを用意しましょう。
全部揃ったら、illustratorでレイアウトを組みましょう。
7.静止画イメージを伝えることのできる作品
ここでは、世界観のわかるようなデザイン画像を掲載します。
どのような設定を元に制作した画像なのかを踏まえてテキストを書きましょう。
仕様したアプリケーション、スケジュールや製作期間を掲載しましょう。
8.アナログの作品
デッサンやイラストなどの作品を紹介するセクションとして使います。
どのような設定を元に制作した画像なのかを踏まえてテキストを書きましょう。
仕様したアプリケーション、スケジュールや製作期間を掲載しましょう。
9.あとがき(自己PR)
業界に対しての展望と個人の目指すキャリアを元に書き、
あとは、志望する会社と動機が紐づく内容にすることで、
自己の価値を高める内容にできればよいです。
10.裏表紙
クローズした時に印象に残るような裏表紙にしましょう。
見終わった人にとって余韻の残る印象があるとよいことでしょう。
デモリール
デモリールについては、以下の内容で考えましょう。
各セクション毎に小タイトルにあたる作品のアニメーションタイトルを作成しましょう。
5秒以内で構いません。
デモリール全体の尺は最大で7分程になると思います。
そして最低でも4分程の尺で作成することが理想でしょう。
各セクションにタイトル5秒のジャンクションタイトルを作成しましょう。
デモリールにブランディングができ統一感がでます。
1.デモリールOP
5秒から15秒
2.1番目に自信のある作品
1分以内
3.1番目に自信のある作品のブレイクダウン
1分以内
3.2番目に自信のある作品
1分以内
4.2番目に自信のある作品のブレイクダウン
1分以内
5.基礎にあたる作品の映像(歩く、走る、止まる、飛ぶ、質感、エフェクトなど)
1分以内
6.静止画イメージとそのブレイクダウン
1分以内
7.エンディング
5秒から10秒
1.デモリールOP
5秒から15秒
作品が始まる前のフリになるところです。
タイトルワークとしてのデザインの背景とアニメーションで印象付けましょう。
2.1番目に自信のある作品
1分以内
完尺を載せます。
3.1番目に自信のある作品のブレイクダウン
1分以内
完成いたる経緯になるブレイクダウンにします。
ワイヤーフレームからノーマルのプレレンダリングそして、コンポジットした流れがわかるようにフェードで乗り替わるように構成します。
3.2番目に自信のある作品
1分以内
完尺を載せます。
4.2番目に自信のある作品のブレイクダウン
1分以内
完成いたる経緯になるブレイクダウンにします。
ワイヤーフレームからノーマルのプレレンダリングそして、コンポジットした流れがわかるようにフェードで乗り替わるように構成します。
5.基礎にあたる作品の映像(歩く、走る、止まる、飛ぶ、質感、エフェクトなど)
1分以内
走るループ映像を10秒
走るループ映像を10秒
走っているところから止まるところ3秒ほど
ジャンプして飛ぶような動きを5秒ほど
そのあとは、追加したいアニメーションをいれていきましょう。
トータルで1分以内でまとまれば十分です。
欲をだすなら、オリジナルのモデルデータでアニメーションを反映できればなおよしです。
6.静止画イメージとそのブレイクダウン
1分以内
静止画イメージを作成し、できる様をブレイクダウンとして入れます。
3点ほどあれば良いと思います。
7.エンディング
5秒から10秒
名前と終わった印象をつけましょう。
音楽は、YouTubeなどの著作権フリーの音源を入れましょう。