なぜ仕事や作業が早くできないのでしょうか?

 

仕事って早くならないですよね。
それって「仕事」が「試合」だとしたら、準備になる「練習」という「準備」がないからではないでしょうか。
では、その練習にあたる「準備」ってなんでしょう?
練習の中でも「柔軟体操」がありますよね。
みんないきなり動こうとして作業に入っていきます。
その「準備体操」をいつすべきかを自分で決めていかないと
いつもいきなりメインの練習になっていると思います。
メインの練習というのは、作業にあたるテクニックや表現方法だと思います。
「準備体操」は、世の中を見た時に良いものがなんなのか、世の中が認めていること、
リーディング(先行している)している組織(会社など)がどのようにして伝えるツールにしているかを見ておかないと世の中を理解して作成者が答えを出すことになりません。
サッカー選手のメッシのプレーを参考にドリブルを真似ることがあります。
真似しないと上手くならないですよね。
そして、凄い人の真似をするにはケガしない為にも「準備体操」は必要です。
アキレス腱伸ばしたり、股関節の可動域を広げたり、上半身の動きを確認したりなど。
そして、クリエイティブも一緒。


世の中にあるビジュアルの納品物を考察し、どのように自分だったら行き着くのか日々考えて行動すべきではないでしょうか。
この行動が、仕事というなの「試合」に向けての「練習」でケガしないような体を作るための「準備体操」を始めませんか?
ケガしても構わないなら、
いきなり試合の為の練習をしてみてくださいね。
絶対に「ケガ」しますから。そして「息切れ」もおきますね。
もし「ケガ」や「息切れ」しない自信があるなら
あなたは、「天才」なのでしょう。
「凡人」は「天才」になれません。
しかし「秀才」にはなれます。
だったら生産性の高い「秀才」になれば優秀なクリエーターとして認知されることでしょう。
では、各項目から説明していきますので是非、実行してみて下さい。

・そもそもインプットを理解してアウトプットしてますか?

インプットとは、日々の中で取り入れることのできる情報だと考えています。
インプットの質はインプットした人によることも理解が必要です。
同じものを見た場合でも、受け取れる情報は人それぞれ。
それを今まで「個人の感想」という言葉で片づけています。
そうではなく、「他者から見た感想」を持てるかが重要だと思います。
そのためには、あらゆる世の中の出来事をまず入れておかないと、見えてこないことです。
まず、そもそも「仕事」は発注者という他人から出来ないことを実現するから報酬をもらうことができます。
会社組織は、作業をしているだけで「収入」が入るわけではありません。
「納品」をして初めて報酬として受けとることができます。
「納品」には「納期」があります。
納期までに納品することが絶対となります。
よって、納期までにいかに見通しを立てた計画を考えないといけません。
しかし、
いきなり、仕事に立ち向かって最良の答えが出せる天才はいません。
もちろん「経験」ゆたかな人にとっては仕事の見通しが見ることができます。
の見通しについていかなる時にインプットすることができるのかを考えませんか。
筆者自身の蔡本は、日々がインプットの場であり、仕事している時間がアウトプットの場になります。
お金を生むことは、業務の結果でしかないので最良のアウトプットを発注者に届ける為に日々行動しています。
日々とは、朝起きてから寝るまでです。
これは、異常と捉える人がいたらその方はクリエイティブ業に向いていないと思います。
もし、理解できていない人は「業務」の「仕事」と「作業」を分けることができていないからでしょう。
「仕事」は、やることを決めること。
「作業」は、決めたことをすること。
この二つが合わさって「業務」を遂行していることになります。
ここまで、個人に落として話をしてみました。
やっと、インプットについてです。
インプットは、日ごろどこからでも手に入れることができます。
用は「情報の得方」だと思いませんか。
ニュース記事で世の中を知りましょう。

ヤフーニュースの見方

広告を扱っているなら経済ニュースを知らないといけません。
最近は、便利です。ヤフーニュースをみればニュース記事はもちろん。
そのほかに、コメントやオーサー(専門家)の意見までニュース記事と一緒に見ることができます。
ということは、1つのニュースについての発信とリアクションを1度にみることができます。
ニュース記事の見方としては、記事をまず読みます。そして
その時に感じた自分の感想を設定します。
その上でコメントを斜め読みします。
そこで、コメントの質にもよりますが、自分の思ったことに近い人と、
思ってもみなかったコメントがあるのか。
その両方を見て、自分の意見の立ち位置を理解しておきましょう。
立ち位置とは、思ったことです。コップの水が半分だとしてその水が多いとおもうのか、
少なく思うのかということと一緒です。少ないと思えば増やしたいと思うのか、多いと思えばまた飲むのかということ。
事実は変わりません。事実に対して色んな人が色んな角度で物を言います。
それが各人々のポジションで内容が違う。
これを「ポジショントーク」という人もいます。そんなの
すると、この引き出しが増えることで世の中の流れと自分のポジションが段々わかってきます。そのポジションが自分の答えが出せるポジションとなります。
ポジションという言葉なので、現在のポジションから動いてしまうことも、
わかっておいた方がよいです。
それは、感じた内容を上回る情報に感化されることが絶対にあります。
ポジションが動いたということは、理解して変わったことなので悪いことではなく、
ステージが上がったと考えるべきだと思います。
よくある自分らしさとは、いてるコミュニティ毎で変わります。
変わって当たり前なんです。
変わったことで成長したことで見え方が変わり事が繋がる感覚を得ることもできます。

作品の見方

色んな作品がWebを通して見れる時代になりました。
筆者からしたらとんでもなく羨ましい時代だと感じています。
しかも「ほぼタダ」。
そして「世界中の作品」に触れることが可能です。
だったら適切に接する為にどう見ればよいのか考えましょう。
作品の意図をまずくみ取ってみて下さい。
フィーリングになっても構いません。
次に見た本人がこの作品を再現するためにはどのような手立てがあるのかを考えましょう。


ここでニュースの見方で訓練したことが、
活きてきます。
それは、大量の情報で自分で見たものの考えがアウトプットしやすい状況で訓練できている
からです。


では、作品の見方を考えていきましょう。


・見た作品の時代背景を考えましょう。

求められた商品サービスであれば、ニーズをビジュアルで表現できているはずです。


・見た作品のターゲットを考えましょう。

ニーズのターゲットは男性なのか、企業なのか、若年層なのかなどの、
種別をどうなのか仮説で考えましょう。


・見た作品のクライアントを調べましょう。

商品やサービスを提供している組織や個人がどのような立ち位置でリリースしたものかを考察しましょう。
ここで、ヤフーニュースの経済記事が役立つところになります。


・見た作品のクライアントの業界を調べましょう。

クライアントは業界で優位なのか、そもそもこれからのサービスなのか、
それとも一人勝ちなのかで、表現方法や世間とのコミュニケーション方法は変わるはずですよね。


作品の見方に自分自身の型が出てくれば、
どのような作品が発注者にとって有益なのかを理解して企画立案し
演出も含め提案できる足がかりができることでしょう。


企画立案については、「アウトプットの質を理解していますか?」
でより詳しく伝えていきたいと思います。

・インプットの量を考えましょう

インプットの量は人によって変わってきます。
それは、インプットする人の知識量に比例するからでしょう。
例えば、同じものを何回かに分けて見ることをすればその違いが判ってくると思います。
現在見たものを3年後に見た場合のことを考えてみましょう。
3年前に気に入っていたものが現在気に入らなくなったことと似ていると思います。
当時、イケていたものが時が過ぎ過去のものとなったので魅力が減ったように感じる感覚ですかね。
はたまた、古典的で普遍的なものに気付けばそれは、
永遠に使える「事柄」もあるでしょう。
如何に古典的や普遍的な感覚に気付くことができれば、
インプットの対象となるものの本質に迫れたと言えます。


いつものサッカーを例に話します。
ドリブルの目的は、
「相手を抜く」「ボールを前に運ぶ」の手段でしかありません。
サッカーは得点を重ね勝利する競技。
そのために手段をリアルタイムで選択しながら進めていくスポーツです。
では、ドリブルは手段であって目的ではありません。
しかし1点取るためにはドリブルが必要だったとします。
ドリブルの効果は、ディフェンダーを引き付けることが出来ること、
スペースに蹴りだしディフェンダーの裏へ抜け出すための手段。
カウンターや崩すために必要なドリブルは色々あるはずです。
例えば、メッシのドリブルの場合は、
多人数を引き付けスペースに切り込みディフェンスラインを混乱させて、
シュートコースを作りシュートし、
際どいコースに左足でシュート。
1得点を奪うという一連の流れと効果があります。
ここにある古典は、1点を取るために相手をデフェンダーを欺く方法でシュートをキーパーの届かないところに打つということではないでしょうか。


では、ビジュアルのクリエイティブで考えてみてください。
表現手法については、手段でしかありません。
目的は、「発注者の目指すビジュアル」です。
よって、サッカーでいう1点を取るためには、発注者の目指すビジュアルが何なのかを理解しない限り1点を取ることは難しいと思います。
もし、たまたま出したものが気に入ってもらうこともありますが、
それは、たまたま打ったロングシュートが入る確率と一緒だと思いませんか?
だったら、よりゴールの近くまでボールを運びシュートコースを
見つけて打ったシュートの方が入る確率が上がるはずです。
その為に必要となるのがドリブルなのであればドリブルを学ばないといけません。
そして、世界一の選手であるメッシがなぜ抜けるのかを研究しないといけません。
そのメッシのプレーで気づくことは、見た人でそれぞれ違うと思います。
足さばきに注目する人、上半身つ使い方について考える人、ドリブルに入る前のポジションが重要と考える人もいるでしょう。
それは、見た人の経験やバックグラウンドが違うし見ている人のポジションも違う。
しかし、考えていることは、1点を取るためにそして勝利するために、
考えているのかが重要だと思います。
ビジュアルのクリエイティブも同じで、発注者にとって必要なことをいち早く理解し、
それに向けた作戦と実行速度を上げ作業をし、いち早く安心を与え、目的のものを届けることが、もっとも必要な考えだとなります。
その為に必要な手段をいち早く取り入れ実行し、昇華させ納品物を仕上げれるかが、
我々にとって業務や案件は「試合」ですよね。
構図のことで悩めば、構図の概念を理解します。
エフェクトの表現で迷えば、自然現象の概念を学びます。
構成で悩めば、似たような商材やサービスの動画を見て分解することでしょう。
まず何で悩んでいて、何で解決すれば「試合」に勝てるか考えながら、インプットしましょう。
むやみにやたらにインプットすると目的が無いのですぐ忘れてしまうので気を付けましょう。
必要なことを理解し、インプットすることをまず実行しましょう。


インプットの質について次章で解説します。


・アウトプットの質を理解してますか?

アウトプットするということは、良質なインプットがあってこそ。
では、良質なインプットってなんでしょうか?
それは、「世の中で流行っているものがあるとしたら、
仮説を立てて流行っている理由を他人に語れるか。」
そしてアウトプットで「他人に半分以上理解してもらえるか。」
ようは、物事の理解はもちろん、背景で起こっていることを推測や憶測も含め
精度の高い仮説を立てれるのかが重要だと思います。
仮説を立てれるようになるには、日ごろから常に考え続けるしか方法はないと
思います。頭の隅っこにずっと置いておいて不快にならないぐらいに
適度に出し入れできるような感覚でいれれば、日常で不意に解決の糸口を
見つけたり、アイデアが出てきたりすると思います。

・だから仕事を早くすることができます。

日ごろから考えていることで、作業にあたる時間を適切に使うことが出来ます。
考えておくことは、作業コストからみればタダです。
家でも考えておくことはできます。
筆者は、どうやってもプライベートと仕事を切り分けることが出来ませんでした。
切り分けようとして苦しみました。
家に帰ってくつろいでテレビを付ければ、テロップデザインが気になります。
番組制作費から、CGデザインに割り振られた予算感を想定しています。
演者の規模から総製作費を考えたり、広告費の比率を考えたりしながら、
テレビを見ています。
もちろんその流れでCMを見てスポンサーの規模を見て金が出ている番組か考えます。
視聴率もみますが、見てる側にとって不快なところと良いところの塩梅もみます。
ということは、ずっと考えています。
YouTube見てるときも一緒です。
なんで再生回数が回っているのか。人で回っている?動画の内容?サムネの釣り?
有名人のYouTubeチャンネルで動いているスタッフの数など。
こんなことばかり考えていると点となる仮説が溜まり、点が繋がる感覚を覚え、
どう見てもらいたいかを考えていくうちに浮き上がってくる面が表れてくる感覚が
忘れられないので、日々荒くてもインプットし続けています。
休みたいときは、何も見ないと決めています。

・日常が勉強できる場所を作っていけるか

日常で勉強できることはたくさん。
テレビなどの画面から流れてくるものは何でもですね。
駅のサイネージ。電車のサイネージ。ドラッグストアのデジポップ。
服屋さんにある、イメージ映像。ディーラーさんで流れている車紹介。
すべてなにかを伝えたい。それを目的としています。
その伝えたいことが伝わっているのかを見ます。
伝わっていれば、感心し自分に取り入れます。
伝わらないのなら、どうすればよいのか考えます。
そして仮説を立ててみます。
あらこれだけで、点になる仮説が増えていきます。
仮説ができてくれば、点が色々とグループエリアに溜まってきます。
その溜まっていけば、つながるものも増えて考えが固まってきます。
この部分は良い意味での思い込みを利用してみましょう。
思い込みは推進力があります。
推進力があるのでいずれ壁に当たります。
また壁に当たれば、また繋ぎ合わせるように点になるための仮説と照らし合わせていけば、また新しいことが見つかることでしょう。
これは、一生続くことだと思っています。
考えることと勉強につては、逃れることはできないです。
ホモ・サピエンスとして生まれた以上は受け入れるべきことです。
べき論を言うことが嫌いな筆者がここだけは「べき」を使ってでも言いたいことです。

・発注者から求められる仕事だと思います。

発注者は、素人。
ってことは、現場を知りません。
テクニカルな言葉なんて通じません。
こちらの都合なんて知るか―なんです。
逆の立場でもそうじゃないですか?
欲しいものが店に無かったとして、取り寄せを頼んだとして3ヶ月かかることをいわれたら、
なんでそんなにかかるのか問いませんか?
フィリピンで製造していて、メキシコ経由で搬入となりますとか言われたら、
そんなことしるかってなりませんか?
国内の他店で在庫探しに行った方が早いって考えませんか?
発注者は、そんな感じでしか考えていません。
だって客ですからね。
川上川下の関係である以上そうなりますよね。
お金払う側が物を言いたくなるんです。
だから、お金を払う側の不安を如何に払拭できるかが重要。
安心を提供しながら、案件を進め納品までクライアントと伴走して満足してもらえるかです。
お金払う側も満足できるストーリーがあれば、このプロジェクトの話を他人と共有したい出来事になるんです。プロジェクトがネタになれば、他者に広がるし作ったものを見てもらう機会もふえます。それを見た人がまた頼んでくるかもしれませんしね。

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