企画コンテとは?
企画コンテを考える上で必要なのは、企画内容の断片として映像化することを前提に設定します。
前提が固まれば、あとは、シーンを構成します。
シーンを構成するときに、必要なものが大まかに決まります。
この段階では大まかで構いません。
細かな内容を詰めるのは演出コンテの段階になります。
時系列の流れ
企画コンテは、時系列で流れがわかり、内容の概要とキーとなるカットの構成が伝わるものを前提としましょう。
動でなければ、頭の中で細かなことと、大まかなことが行き来することになり、
余計に脳に負荷がかかります。
その負荷のせいで、進みが悪くなります。
段階的に考えてもらいたいのは、地図などの住所と一緒です。
作品をまず、地球単位で考え、国単位で考え、県単位で考え、市単位で考え、町村単位で考え、世帯単位で考え、個人で考えるという
段階を踏むために必要です。
相対的な考えを絶対的な考えに
相対的な内容から絶対的な内容に落とす作業の過程に企画コンテは存在するのです。
よって、細かく裁断された内容は、世帯単位や個人単位になります。
作品をつくることは、国単位や地球単位の話になるので、いきなり完成させるために、地球単位なことをいきなりするのは無理だということです。
よって、物事を細かく分断し、みんなが消化しやすいようにしながら構成するものを制作し、積み上げます。
もちろん、ゴール設定を前提にしたうえです。
ゴール設定は、企画書内に書いているはずなので、
そのゴールからの逆算の過程内にこの企画コンテが存在することを理解しておいてください。
まとめ
ここまでの企画コンテが作成できれば、演出コンテでカメラの画角を決めた上で作成でカットを作成することができます。
ポイントは、小分けにして段階を踏むことです。
いっぺんに清書をかくようなことで考えると頭の負荷がかかってしまうので小さく積み上げるようにしましょう。
焦らず、企画コンテを作成することを頑張りましょう。