みなさんはウェブデザインの仕事ってどんなことをすると思いますか?
「インスタとかグーグルに出てくるあの広告をアプリかなんかで作るだけじゃないの?」「画像つくるだけの仕事ってお金になるのかな…」
こう思った人もいるのではないでしょうか?
実は、ただ画像を作るだけではないんです…!!
広告はたった一枚の画像で人の心を惹く機能を果たさなくては意味がありません。
「じゃあどうしたら思わず惹きつけられるような広告がつくれるの?」
って思いますよね。
結論から申し上げますと、広告制作は「画像を作る前段階が重要」と言われています。
例えば、
・なんのために広告を打ち出すのか?
・広告の依頼主はどんな広告制作を求めているのか?
・広告したいもの・場所の基本情報は?
・ターゲットはどんなツールを利用し、どんなことに関心があるのか?
・ターゲット層に応じた、画像の色調やフォントはどんなのがいい?
など。
具体的なことまでしっかり調べたうえで、はじめて広告制作に取り組みます。ここまでが8割、とも言われているほど重要な事前作業です。
そんなWebデザインの世界ですが、「デザインとアートとの決定的な違いは何か」と聞かれたら、皆さんはすぐに説明できるでしょうか?
私は説明を受けるまで、
「アートは、ゴッホみたいな?独創的な絵を描くイメージだけど、デザインは…なんかいい感じのレイアウトとフォントが……」
こんな調子でした。語彙力が足りなすぎて情けないです…泣
この違いをズバリ言いますと、
デザイン→目的:「課題解決」視点:「他者」
アート →目的:「自己表現」視点:「自己」です。
例えばとある小売店の業績が伸び悩んでいたとして、あるwebデザイナーに状況を改善する広告制作の依頼が舞い込んできたとしますよね。
そのような場合、このデザイナーはなぜ売り上げが伸びないのか、どうしたらターゲットが商品を買いたいと思うか、を「客観的」に考えチラシを制作していきます。
一方でアートは自分の感性や内なる思いを作品にします。もちろんこれは客観的ではなく主観的でないと成立しませんよね。
まとめるとデザインとアートは目的と、誰目線の活動なのかという点が相反しているというわけです!