リキッドブロックでの大まかな仕事の「始まり」から「終わり」について記述します。
まず順番に項目を追っていきます。
■受託まで
・電話やWebフォームより、制作会社、広告代理店、直接クライアントより連絡が入る。
・連絡を聞いた、見た蔡本より、返信や返答を連絡先にし、要件を確認する。
・確認する内容については、「内容」「納期・スケジュール」「目的」「どのパート」「媒体」「ターゲット」「バジェット」「採択権は誰」「形式」あとは、連絡先の声色を聞いて困っている度を確認。
■初動
・案件が、企画からの場合、企画提出に至る流れを確認。
・企画内でやってはいけなさそうなことを探る。
・案件が、企画コンテがある場合、企画意図を細かく演出目線で聞く。
・カット数の割り出しやシーンの内容で矛盾を突く。
・CGパートの請負の場合。テクニカルなパートなのか、カット数の割り振りなのか確認。
・プレビューまでに必要な提出物の確認。オフライン?ルック点数?など。
・打合せ内容を元に改めて「納期・スケジュール」「工数」を折衝し見積もった費用を報告。
■社内での初動
・内容をとスケジュールを鑑みてフロー選定し担当を軽い打合せで確認
・担当は、リファレンス採取。フローのテスト。
・案件のゴール設定の為にルック策定(ラフレベル)
・提出の日程に合わせてルックのレベルを上げて先回りできるところを提示する準備。
■作業スタート
・プレビューまでに必要なスケジュールを確認し進める。
・尺出し(AEシーケンス)
・仮ナレ、仮のSEなど。
・リファレンス用のファイルを本案件用にする場合に出てくる矛盾があるので対処を考える。
・プレビューまでに矛盾点をPDFでまとめて、プレビューを提出。
・1stプレビュー後の内容をまとめる。
・1stプレビュー内容が発注者の期待を超えているか、超えていないかの確認。
・2ndプレビューに合わせて1stプレビューの修正項目に優先順位と規模を確認。
・2ndプレビュー用に音やナレーションをできれば仮で入れておく。
・納品に向けた話をし、発注者からの残りの作業を確認し、求められた「形式」で提出。
・納品完了
■納品後
・納品後のフォローメール
・バジェットに確定がない場合は「工数」を元に積算した金額を提示し当社のポジションを伝える。
・発注者の金額感についてのズレに落としどころの交渉をする。
・どうしても払えない金額となれば、これを元に別案件での対応として仮を作る。
・請求書発行
・メールで確認
・電話でありがとう御座いました。
・カンパケデータを催促する。
以上が当社の大まかな案件の「始まり」から「終わり」でした。
振り返ると、結構な工程をみんなでやっているのだと改めて思いました。